外反母趾は全身病?

外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がってしまう症状のことです。
近年は女性のハイヒールがどんどん高くなり、10㎝ヒールというものもあります。
また、つま先が細い靴が流行していることが外反母趾の人が増える大きな要因になっています。
そのため、外反母趾といえばハイヒールをはいた女性を思い浮かべてしまいますが、外反母趾の根本的な原因はハイヒール以外の所にあります。
外反母趾の原因は、実に様々なものがありますが、根本的には足指を使わずに歩行することにあるといわれています。

足は複雑な形をした器官で、三つのアーチ形の曲線があります。
一つは誰でも知っている土踏まずの凹みです。
二つ目は小指からかかとまでの曲線でこれもなだらかなアーチ型になっています。
最後の一つが親指から小指までの中指をピークとするなだらかなふくらみです。
このふくらみを横アーチといいます。
足指を使わないとこの横アーチがつぶれて、足指がべったり地面について平たく広がってしまいます。
土踏まずが広がってなくなってしまった足を偏平足といいますが、横アーチがなくなって広がってしまった足を開帳足といいます。

開帳足になると足指の付け根が広がって、靴を履いた時に親指の先が小指側に曲がります。
曲がった関節がだんだん太くなって外反母趾になります。
ハイヒールは足の裏の前の部分に重心が偏って外反母趾を悪化させてしまいます。
開帳足自体が女性の歩行不足、筋力不足の人に多い上にハイヒールというリスクが加わるため外反母趾は女性に多くなるのです。